PMの意識でPJの成否を分ける! – 自分がPMで大事にしていること –

こんにちは!

プログラマ離脱系PM ”あぎんこ”です。
未だ、WordPressの使い方に慣れず… 悪戦苦闘しつつ投稿しております。

さて本日は、自分がPMとして大事にしていること。というテーマで投稿いたします。
一言でPMといっても、PMを担当する方によって大きくPJの”色”が異なります。
それは、そのPMの”ポリシー”ともいうべき優先してる部分が異なることが大きな要因だと思います。

そんなPMのポリシーの一例として、自分の経験も踏まえつつ、これからPMを目指される方や、いますでにPMになられ悩まれている方のご一助となれば幸いです。

 

前提

PJのPM自体が組織上のマネジメントも兼務しているとこもあるかと思います。開発対象自体が、その部署全員で携わる様な ”システム開発” 案件がまさにこれに当たるかと思います。

自分自身、製造業のPJを渡り歩いている関係上、多くとも40~50名のソフトエンジニアを中心としたPJのPMです。ここでのPMは、組織上のマネジメント業務とは切り離された位置づけとしております。

 

PMの目的・意義って?

PMの定義

Wikipedia”によれば…

プロジェクトマネジメントプロジェクト管理英語project management)とはプロジェクトを成功裏に完了させることを目指して行われる活動のことである

との記載です。
まさに教科書どおりの記載です。(あたりまえか…)

期日のある目標を達成する為に組織された”プロジェクト”に対して、”成功”を達成する為に行われる活動であり、製品開発の目標値として設定されるのが”QCD”です。

QCDって?

  • Q:Quality(品質)
  • C:Cost(予算・価格)
  • D:Delivery(納期・期限)

要は「製品開発」における達成は、そのものが売れる「タイミング」で儲けが生まれそうな「予算・価格」で、ユーザーが満足する「品質」を達成すること!ですね。

PMの目的/意義

私自身 製品開発におけるPMの目的・意義は…

PJがQCDを達成する為に、開発にまつわる全ての内容に対して、
達成する為の作戦を考える人

っと捉えています。
この ”作戦” って部分に各PMの”色”が出てきます。

 

モチベーション

”あぎんこ”の作戦

ここから、自分自身の話になります。
自分がPMとして活動する上で一番大事にしていることはずばり!

PJメンバーのモチベーション

これ以外にありません。

「当たり前」過ぎて、堂々と書くことが恥ずかしく感じてしまいましたが・・・
幾つものPJを経験して絶対的に言えることは、どんな厳しい環境だったとしても、どんなにPJ以外のところから文句を言われようとも、ここだけをなんとか保持できればPJはなんとかなります。

高いモチベーションがPJに与える効果

周囲の協力体制

というか、たいていモチベーションが高いPJは、雰囲気も格段に違いますし、周囲に与える印象もだいぶ違います。

厳しい環境だったとしても周囲が助けてくれる雰囲気を作り出してくれますし、ましてやそんなPJ自体を忌み嫌ってチョッカイを出してくるような輩は少なくなります。

自発的な問題解決

開発中には、当初には予想もつかなかった問題で悩まされる毎日です。ただしPJに参加されているメンバーのモチベーションが高いと、解決に向けた取り組みが自発的に回るようになります。

PM自身の体は一つです。なんでも自分自身で解決するにはスキルも体力も時間も足りません。なので組織を自律的にな活動が行える雰囲気を持たせる必要があり、その為にはこのモチベーションが不可欠となります。

モチベーションを上げる取り組み

モチベーションを上げる取り組みも幾つか手法ありますが、比較的自分が日頃から意識している取り組みを紹介します。

成功体験を作る(Small WIN)

開発規模にもよりますが、少なくともPJ自体は3ヶ月~半年以上を想定した場合、最終ゴール(開発完了)まで自分の作業の成果に対する自分以外の評価が無いと、モチベーションを維持するのは難しいと思います。

ましてや、途中から参加したメンバーがに至っては、作業範囲も限られた中での作業となりより自分の成果に疑問を持ってしまう場合があります。

自分が心がけているのは、”小さな成功” を見つけられる状況を作る事です。
作業内容自体を調整し、少ない範囲から確実に成果を出してもらえる様なスケジュールを作ります。

成果を認め合う組織

どんな成果だったとしても、その成果を他者に認めてもらう場を絶対作ります。気をつけなければならないのは、その”成果自体の大きさ” と ”成果を認める場” のバランスに配慮する点です。
(極端な話、GUIの微調整の成果を社長に報告しても… ってことです。)

大事な点は、認め合う場を設置することで、その成果を上げてくれたメンバーだけでなく、その場に参加したメンバーや組織上の上司に至るまで、ポジティブな雰囲気を醸成できることです。

また、面白いことに メンバー間の競争意識や情報共有なども活発化していきます。
PJ全体が ”Small WIN”を繰り返す事によって、雰囲気もモチベーションも格段に違ってきます。

一度この状態を作り出せれば、メンバーの生産性も大きくなり PJの安定感が飛躍的に向上します。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、PMとして自分が取り組んでいる ”モチベーションの維持・向上”について、投稿してみました。

サラッと書いてしまっている部分が多く、簡単に見えてしまう部分が幾つもありますし、メンバー個人のアイデンティティや思想的な部分や、メンバー間の関係性など様々な要因がモチベーションの維持・向上の阻害要因葉は数え切れません。

対策や方法論については記載が足りない部分が山程ありますが、それはまた別の機会でご紹介したいと思います。

気になる内容があれば、コメントください!

 

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