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こんにちは!”あぎんこ”です。
先日の面接に来ていただいた学生さんも「卒業研究と就活で大忙しで、寝る暇もないです…」なんてぼやいていました。本当にお疲れさまです。
このブログが、そんな学生さんの就活対策の一助になれば、幸いです。
今回は、技術面接でのオススメの「自己PR方法」について、解説していきます。
こんな方におすすめです
- 自己PRで何を書いたらよいか迷われている方
- 大手サイトで紹介されている「自己PR例文」で済まそうと考えている方
技術面接については、以下の記事でも取り上げているので参考にどうぞ!
【就活生向け】現役 技術面接官が教える ”メーカー系企業 技術面接”でのアピール戦略
【就活生向け】”卒研がアピールできない!”技術面接でのアピール術
最近の自己PRの傾向
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整理された自己PR
就活生
ここ最近の学生さんの ”自己PR” は、よく練られています。面接官としては、どの方もきれいにストーリをまとめて下さるので、「面接評価のレポート作成」が非常に助かります。
- 長所を端的に説明
- 長所を象徴するエピソード
- 短所・弱点・克服したいところ
- 自分で考えるその対策
- 対策の結果(ない場合もある)
- 上記の内容を会社に貢献できるところ
7~8割の学生さんが、上記の構成を参考に自己PRを考えれていると思います。
また、「弱点の克服方法」や「会社への具体的な貢献方法」などなど、Q&Aも完璧に揃えていらっしゃるので、「作り込んできているな…」という印象です。
逆に言うと ”誰も同じ” に見えてしまう…
きれいにストーリーをまとめて頂けて、面接評価を考える際に表示に大助かりなのですが…
悪く言ってしまえば、ストーリーのネタは違えど、ほぼ皆さん同じ様な内容に寄ってきている印象です。
この流れは、自分が面接官になった時から同じ流れで、半ば技術面接での自己PRは「予定調和」的になってしまい、あまりアピールの内容に繋がっていない事実もあります。
時間が足りない
面接時間という別の観点から見ると、この自己PRがアピールにつながらないもう一つの要因があります。
それは「面接時間」です。
技術面接のタイムテーブル(30分)例:
- 挨拶・自己紹介 (1分)
- 卒業研究の説明(7分)
- 自己PR(2分)
- 卒業研究に関する質疑(10分)
- 学生生活・自己PRに関する質疑(5分)
- 逆質問時間(5分)
自分が面接官の場合ですが、大体のタイムテーブルは上記が目安になっています。
技術面接では「卒業研究」の話題を中心とするので、どうしても「自己PR」の部分に割ける時間が少なくなってしまいます。
効率的にアピールする方法
卒業研究テーマの活用
そこでお勧めしたいのが、”「卒業研究」を題材に自己PRを作成する!” です。
就活生
面接をしていると、意外と「卒業研究」を題材に自己PRを作成される方は少ないです。
どちらかと言うと、「サークル」「部活」や「アルバイト」を題材にされれている方が大半です。
大手サイトの例文集を見ても、卒業研究を題材にされている例文自体が少ないですね。
多分、文系の学生さんも活用できる為の配慮だと思います。
研究テーマに関連付けるメリット
技術面接では、研究テーマを自己PRの題材に挙げられた方が、メリットは多いと思います。
メリット1:面接全体での ”研究テーマ” と ”自己PR” で一貫性が出しやすい。
メリット2:技術面と人間性の両面を1つのストーリーで効率的にPR出来る。
ちょっと考えるだけでも、上記2点は大きなメリットになると思います。
メリットは、面接官側にもあります。
話のストーリが絞れることで、限られた時間内でも 理解が難しい”研究内容” の情報にふれる時間が長くなり、必然的にその研究の理解度が上がります。
なので、研究のその優位性や研究過程で努力した点など、PRだけでなく研究テーマそのものアピールにも繋がります。
研究テーマの活用における注意点
自己PRや自己紹介などに研究テーマを取り入れた場合、技術面接では時間を効率的に出来るなどメリットが多くあるのですが、人事面接の場では逆効果になる場合もあります。
人事面接間は、研究テーマよりも ”人間性” を求められます。
研究テーマを自己PRのストーリーとして採用した場合、技術面接と人事面接で説明する内容のボリューム(アピールするポイント)の調整するなどの配慮が必要です。
まとめ
まとめ:
- 技術面接での自己PRの有効活用する為、研究テーマを題材に取り入れる
- メリット1:ストーリーの一貫性
- メリット2:限られた面接時間を効率的に使う
- 注意点
- 受ける面接(人事or技術)によって、注目点が異なる。
自己PRの内容を微調整を考えておく
- 受ける面接(人事or技術)によって、注目点が異なる。
如何だったでしょうか?
技術面接を行っていても、なかなか話に一貫性を持てず、研究内容も自己PRも中途半端になってしまう方を見受けます。
技術面接だと、どうしても研究テーマに着目しがちですが、面接全体を意識して、効率的なPRを考えてみてください。